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中国が市場介入し放題でパニック 長期投資家はホールドできるか

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今はギリシャ危機がいったん決着し、中国市場も市場介入により上昇してます。それを受けて日経平均も上がってますね。先週はすごい勢いで下がってたのに。僕はバイ&ホールドの方針なのですがホールドできてなかったかもしれません。

バイ&ホールド

僕は今のところ、このバイ&ホールドの方針で商品を買ったきり持ち続けることにしてます。売らないということです。

これは将来的に商品が上がることに賭ける買い方です。

それに対して商品の売買は商品の将来的な価値だけでなく、今の価値も把握して割安だから買おう、割高だから売ろうというやり方です。

売買は難しいし、手数料がかかる。効率的市場仮説的にみんなそうするから割高とか割安になりにくいですし、保有してないときにリターンが得られないので、僕は買ったら持ち続けます。

市場はパニック、投資家に不安が植え付けられる

7月9日(木)、僕は中国の取引停止を見てリーマンショック並の大暴落がくるんじゃないかと勝手に勘違いしていました。

そのときギリシャは預金封鎖されていて、なぜかEU側からの提案に国民投票でNOが多数。

NOだと返済できなくて、EUから抜けることになるのでYESだと思っていたので困惑。預金も回収されて取り出せなくなるだろうし。

ギリシャ国民はバカなのかと思ってました。バカなのは僕です。NOだからといってすぐにEU脱退とはならないし、今までも揉め事をEUは後回し後回しにしてのらりくらりと上手く保ってきました。

テレビではギリシャばかりやっていましたが一方中国は、今までの上昇から転じて、3ヶ月連続下落。加速度的に下落スピードを高めてます。

もはや遠いギリシャで2000億円ぽっちのことのなんてどうでもよくなってきます。中国は3ヶ月で390兆円も価値を失っていて、このままだとどこまでいくか分からない状況。

こんな中、中国は一部の株の取引を停止。次々停止していき、上場企業の過半数以上が取引停止まで追い詰められた状況。

下落を止めるために取引停止ってこれ以上打つ手ないな。というか取引停止とかありえるんだ、これがチャイナリスクか。

そしてその日なぜかニューヨーク市場も一時取引停止しました。技術的問題で。

投資家は次々と取引停止を見て、失う恐怖でリスクオフの動きになるんじゃないかと僕は予想してました。

それに借金をして投資していた方は取引停止で返せなくなるので、他の金融資産を売ります。その売りで下がってさらに、と繰り返していくのではないかと。

中国市場の取引停止なんてありえるのかと。このままだと下がるって国が認めたようなものだし、再開したら下がるだろう。つまり取引できないから見た目上下がってないけど、もう実際の価値は下がっているのではないかと考えていました。

僕は投資を始めたばかりでまだリスク資産をあまり持っていないので、このまま下がってくれれば割安で買えるようになるかもなーなんて考えていました。

しかし、日本の証券会社で買える中国の投資信託も取引停止というニュースを聞いて怖くなってきました。もしリスク資産を大きな金額保有していたらどうだろうか。今のうちに売るべきなんじゃないかって。

実際は一週間後、今上がってますね。

ギリシャは初めのEU側からの案を受け入れて、ドイツも一応合意。

中国はこれ以上打つ手ないだろと思っていたが、さらなる取引停止の拡大。5%以上保有する株主の取引を停止。自社株買いを企業に推奨。悪質な売り規制。と次々に株価を保つためだったら何だってする姿勢を強調。

中途半端に知識がついて勝手に不安になって7月9日に売っていたら損していましたね。バイ&ホールドは無知に対してもリスクヘッジできます。

でも今回のことを通じて疑問が生じました。明らかにバブルで割高なときはどうすればいいでしょうか。明らかにバブルと見抜けることはないと思いますが。

売るというのは税金が無駄にかかって割に合わない選択だと思うので積立の買いを減らすというのが暫定的な案です。

バブルのときや逆にリーマンショック後のような世界同時恐慌のときどうするか、先に考えておこうと思います。そのときになって考えても時間もなくパニックになって正しい判断ができないと思うので。

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